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セクシー田中さん作者・芦原さん自殺 相沢氏に賛同の泉美咲月氏と關根タツヤ氏が釈明

2024/01/30 23:34
エンタメ
セクシー田中さん作者・芦原さん自殺 相沢氏に賛同の泉美咲月氏と關根タツヤ氏が釈明

漫画「セクシー田中さん」の原作者、芦原妃名子さん(50)が29日に死亡していたことが分かった。報道によると、28日には芦原さんの捜索願が出され、29日、栃木・日光市の川治ダムで死亡している状態で発見された。自殺とみられる。

近くから芦原さんの身分証明書があったという。芦原さんの自宅からは遺書のようなものがあったという。

「セクシー田中さん」は日本テレビ系でドラマ化され、昨年10月から12月まで放送されていたが、芦原さんは26日、自身のXで、ドラマの脚本をめぐってトラブルになっていたことを告白していた。

8話までの脚本を担当した脚本家の相沢友子氏(52)は、昨年12月28日のInstagramで「『セクシー田中さん』最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました」と投稿。

「まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします」と明かしていた。

相沢氏は他にも「ひとりひとりにお返事できず恐縮ですが、今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした」と説明。

「この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」とつづっていた。

相沢氏の投稿に賛同するコメントを残していたのが、脚本家の泉美咲月氏(58)と關根タツヤ氏。泉美氏は「私も物書きの1人として尊厳を傷つけられたお気持ち、お察しします」とコメントしていた。

泉美氏は批判を受けて30日、自身のInstagramで「『尊厳』と明記したことは、多々ある制作事情の上で両先生のご事情を察して明記したものでした。書き手、作り手というのは、皆さま孤独なもので、それを察しての発言で、それ以上でもそれ以下でもありません」と釈明。

「芦原先生と『セクシー田中さん』という作品に敬意と感謝と、心から哀悼の意を捧げ、私のお別れの言葉とさせていただきます」と伝えた。

關根氏は相沢氏の投稿に「相沢さんの一ファンとして悔しいです。重ねてきた登場人物たちの厚みが最後に薄くなってしまったのが残念でしたと」とコメントしていた。關根氏はこの後、自身のXで「事情を知らなかった」と釈明したのち、Xやnoteを削除した。

芦原さんは26日の投稿で「色々と悩んだのですが、今回のドラマ化で私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました」と説明。

「ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく」とつづっていた。

芦原さんは他にも「漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意する」と説明。

「ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました。漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう」と記していた。

芦原さんは他にも「個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される」と説明。

「『性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話』等、私が作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない」と不満をあらわにしていた。

芦原さんは他にも「特に9話、10話の改変された脚本はベリーダンスの表現も間違いが多く、ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりました。9話、10話に関する小学館と日本テレビさんのやりとりを伺い、限界を感じました」と説明。

「小学館を通じて9話、10話については、当初の条件としてお伝えしていた通り、『原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方』に交代していただきたいと、正式に小学館を通じてお願いしました」とつづっていた。

芦原さんは他にも「結果として、日本テレビさんから8話までの脚本を執筆された方は9話、10話の脚本には関わらないと伺ったうえで、9話、10話の脚本は、私が書かせていただいた」と説明。

「素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。改めて、心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。

芦原さんは28日には「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とつづり、一連の投稿を全て削除した。

日本テレビは芦原さんの死去について、29日にドラマ「セクシー田中さん」の公式サイトで「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と声明。

「ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら、脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」とコメントした。

同局は「本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」とも伝えていた。同局は30日には「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と再度コメント。

「日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」と伝えた。

ドラマ版の「セクシー田中さん」では田中京子役が女優、木南晴夏(38)、倉橋朱里役をモデル、生見愛瑠(21)が務めていた。(KrowNews)

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