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市川猿之助を逮捕、容疑認める…喜熨斗延子さんの自殺幇助 段四郎さん死亡関与も追及

2023/06/27 14:46
エンタメ
市川猿之助を逮捕、容疑認める 喜熨斗延子さんの自殺幇助 段四郎さん死亡関与も追及

5月18日午前、東京・目黒区の自宅の地下で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(本名・喜熨斗宏之さん=享年76)と喜熨斗延子さん(享年75)が死亡した事件で、警視庁は27日、母親の斗延子さんに対する自殺幇助容疑で、息子で歌舞伎俳優の市川猿之助(47)を逮捕した。

猿之助は警視庁の調べに対し「両親が自殺する手助けをしたことに間違いない。私も両親の後を追って自殺するつもりでいた」と容疑を認めている。警視庁は父親の段四郎さんの死亡への関与も追及する方針。

猿之助の逮捕を受けて、松竹は「司法による最終的な判断がなされるまでは、会社としての見解について申し上げることは差し控えさせていただき、今後の捜査等を見守りたいと存じます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントした。

猿之助のセクハラ疑惑を報じていた『NEWSポストセブン』は、逮捕について「報じたのは猿之助のセクハラ行為のごく一部に過ぎない。実態はさらに深刻だ」「強制わいせつ罪などで立件されかねない」と余罪の露見の可能性を伝えている。

猿之助については、警視庁が自殺幇助罪で逮捕する方針を固めたと5月31日の『週刊文春』が報じた。

猿之助の両親の死因は、司法解剖の結果、向精神薬中毒により死亡した疑いがあることが分かっており、同誌は、両親の体内からは睡眠導入剤「サイレース」などの成分であるフルニトラゼパムが検出されたと報じた。

猿之助は5月18日午前、東京・目黒区の自宅の地下で首を吊った状態で見つかり、病院に意識がある状態で搬送され、5月19日に退院。警視庁の事情聴取に対し、猿之助は「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と話している。

猿之助は、睡眠導入剤で意識を失った両親の顔にビニール袋を被せたとも伝えられた。猿之助が倒れていた近くには、猿之助が知人に宛てて書いたとみられる遺書のようなものがみつかり、文末には猿之助の名前が記されていたという。

段四郎さんと母親の延子さんは2階で布団がかけられ、仰向けの状態で倒れているところを発見され、喜熨斗さんはその場で、段四郎さんは送先の病院で死亡が確認された。

第一発見者は猿之助のマネージャーの男女2人だった。猿之助は5月18日に『NEWSポストセブン』で、歌舞伎の舞台で共演した役者やスタッフに対し、キスや体を触るなどのセクハラを行っていたと報じられている。

猿之助は2020年にTBS系ドラマ『半沢直樹』に出演。ネット上には「地下室で一人で睡眠薬などを飲んで練炭などを使った自殺を図ったが、部屋の密封が不完全だったので一酸化炭素が漏れ出して上方の部屋で休んでいたご両親が犠牲になってしまったということでは」との投稿。

「もしもそのような形だと、自殺未遂と過失致死ということになるのか。ご本人は一命をとりとめられたようだが、このようなことになってこれから先が非常に心配」とのコメントがみられた。

他にも「縊死(首吊り)が未遂で救命されると、数秒~数十秒の脳虚血状態のため脳細胞のどの部位がどの程度死ぬかで、深刻な後遺症が残ることが多いです」との投稿。

「歌手のフランク永井さんの例がある。起きたことの全貌究明も大切ですし、今後のケアは慎重かつ細心に尽くされねばならないと思います」とのコメントがみられた。(KrowNews)

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