串カツ田中、期限切れ食材使用や恫喝の隠蔽を画策も一転して謝罪「誠意をもって対応」

株式会社串カツ田中ホールディングスが2月28日に公式サイトで声明を出し、元社員によるSNS上での告発を認め、謝罪した。
同社は「お客様および関係者の皆様に対しましては、多大なるご心配とご迷惑をおかけしていること、深くお詫び申し上げます」と説明。
「表題の件につき社内調査を進めた結果、食材管理および衛生管理について、食品衛生法の趣旨に即した提供はなされているものの、社内基準に即した食材管理および提供方法について一部徹底されていないことを確認しました。該当店舗名:串カツ田中アミュプラザ小倉店」と伝えた。
同社は他にも「また、ハラスメントにあたる言動があった旨の主張についても、同様に調査をしたところ、コンプライアンスの観点から不適切な言動があったことが認められました」と説明。
「これについては、社内規程に基づき厳正な処分をしてまいる所存でございます。加えて、当該被害を受けた方々への対応についても誠意をもってあたらせて頂きます」と記した。
暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏は2月27日に自身のTwitterを更新し「【続報】串カツ田中『事実確認中』『公表すべき内容があれば誠実に対応する』置き土産告発にプレスリリースを出す」と投稿し、チャットのスクリーンショットを公開。
「なお、串カツ田中本部は告発直後に書き込みを削除し『〝事実関係が不明確な情報〟が流れたが社内チャットを告発に使うな』と隠蔽ムーブをかましています。その他タレコミも置いときます」とつぶやいていた。
滝沢氏は2月26日には「【独自】串揚げチェーン『串カツ田中』、新人が1ヶ月で退職→全社チャットで退職理由を報告」とつづり、チャットのスクリーンショットを公開。
「→【退職理由】調理時に手袋をしない、手を洗うと嫌がられる・期限切れ食材を使う、食材ごとにまな板を分けない、衛生チェックを適当に済ます、マニュアルを守ると怒号を食らう、もはや恫喝田中状態に」と暴露した。
「手洗ったら怒られるのは草」というリプライに、滝沢氏は「仕事をサボるために三時間ぐらい手を洗っていた説」と反応。
「『テメェ手ぇ洗う暇あったら他の仕事しろや!!忙しいんだよ!!』わかりませんが、こんな感じだったりするんでしょうか…」とコメントしている。(KrowNews)