松浦氏、ガーシーの暴露に「今度は国家権力…勝てないですよ、100%勝てないです」

エイベックス株式会社代表取締役会長の松浦勝人氏(57)が28日にYouTubeチャンネル「街録ch」に投稿された動画に出演し、元アパレル会社社長や参院議員で、暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和氏(50)についてコメントした。
松浦氏は「(東谷氏の暴露の標的が)今度は国家権力になりますから、勝てないですよ、100%勝てないです。その近いところまで行っちゃってるからさ」と言及。
「(あそこがBANのラインなんだっていうところも)俺も知らなかった、分かんなかったし、どこからがBANなのかよく分かんないし、誰がやってるのかも分からないです、本当に」と語った。
松浦氏はドバイに滞在していた16日の生配信では、元アパレル会社社長や参院議員で、暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和氏(50)がゲスト出演した。
松浦氏は、東谷氏が攻撃している楽天グループ株式会社代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏(57)に対して生放送中にTwitterで「バンすんなよ!」とリプライを送った。
東谷氏は12日には自身のInstagramを更新し「いきなりメンシプのLINE@がバンされた。ほんまなめとるわー。そこまでしてサロンを邪魔したいんか?」と報告。
「LINEが韓国で信用されへん意味がわかったわ。元メンシプのみんなに事前告知とサロンへの入会最優先させるために残してたメンシプLINE@、それをバンしたらサロンできひんって思ってるのが浅はかすぎやろ」とつづった。
東谷氏は他にも「元メンシプの人には、ほんま申し訳ない。これでメンシプ優先とゆうことが現状できんくなった…。でも、サロンはこんな事関係なくオープンしたいねん!!」と投稿。
「メンシプやったみんなには、ほんま申し訳ないけど、インスタグラム・TikTokで告知させてな!こんなわけわからん圧力に負けたないねん。逆にムカついたから、人数規制無しにしたろか!!」と伝えた。
東谷氏は俳優の綾野剛(40)が、当時17歳の元NMB48の松岡知穂(24)に飲酒を強要し、性行為をしたことなどを暴露。松岡自身も東谷氏の生配信に出演して、これを証言した。
ただ、大手のメディアは軒並みこれをスルーしていることから「こんなね筋の通らない話、あり得ないと思ったので、出馬させてもらいます」とNHK党から今夏の参院選に出馬することを表明した。
7月10日に投開票が行われた参院選の比例区では東谷氏が当選し、NHK党は議席獲得を確実とした。7月26日には参院議員としての東谷氏が誕生した。
一方で、綾野や東谷氏が違法賭博などを暴露していた田中圭(38)が所属する芸能事務所のトライストーンは、6月13日に声明を出して東谷氏の暴露を「事実無根」だと否定した。
東谷氏は6月29日には、綾野と同じトライストーンに所属する小栗旬(39)の下半身まで丸出しの全裸写真を公開したことで、Twitterのアカウントが凍結された。
東谷氏は7月1日の生配信では「(小栗の所属事務所の)トライストーンは弁護士を用意して、俺や立花(孝志)さんを肖像権の侵害や名誉毀損で訴えようとしてるらしいけど」と語っている。
東谷氏は7月2日の生配信では、ここ数日で急に10数本の動画について、YouTube側から警告を受けたことを明かした。警告を受けた動画は、綾野が所属するトライストーンや、女性関係を暴露した三木谷氏に関するものだった。
東谷氏は、これらの動画について、48時間以内に削除または非公開にしなければ、YouTube側が再び審査を行い、そこでも違反が認められた場合はチャンネル自体がBANされると説明していた。
東谷氏は、三木谷氏の子供に対する脅迫だという訴えを受けているという。また、サブチャンネルのおすすめの飲食店を紹介する動画についても警告を受けていると明かしていた。
東谷氏はスタッフとも協議の上、警告を受けている動画は非公開にし、自身のYouTubeチャンネルがBANされた場合は動画サイトのFC2やオンラインサロンで暴露を続けていくと語っていた。
東谷氏は7月5日には事前警告なしで3本の動画が削除され、ほぼ全ての動画を非公開にしていた。今後は生配信のアーカイブ動画残さず、切り抜きチャンネルのみに提供し、拡散してもらう方針を表明していた。
東谷氏は7月13日に自身のYouTubeチャンネルがメインチャンネル、サブチャンネルともに停止された。
東谷氏はチャンネルが停止された後、これまで通りに暴露をするためにYouTubeで生配信をするためのチャンネルを貸してくれ人を募っており、BAN対策のために、生配信は行う5分前にSNSで告知するとした。
収益はチャンネルを貸してくれた人に全て渡し、最初の30分程度はチャンネルの持ち主とコラボ。その後は東谷氏が自由にしゃべると言うかたちを提案している。
ただ、東谷氏は「これまで通りに暴露をするから、貸してくれたチャンネルはBANされるリスクが高まる」とも伝えている。
東谷氏によると、現在「YouTubeのチャンネルを貸す」という申し出は、1000件以上集まってきているという。
また、すでに停止されている120万人の登録者がいたチャンネルに関して、登録者数100万人達成記念で送られる金の盾は、グーグル社側から「ふさわしくない」として、贈られないことが通知されたという。
すでに贈られている登録者数10万人記念の銀の盾に関しては、東谷氏は「ムカつくから楽天で売ります」と語っている。
東京美容外科の麻生泰医師(50)も7月21日に自身のTwitterを更新し「ガーシーさんとのコラボライブがYouTube側より削除されてしまいました」と投稿した。
削除されたのは麻生医師が7月16日に行った生配信のアーカイブ動画。この日の生放送には、東谷氏がゲスト出演していた。
麻生医師が公開したYouTube側からのメールには、削除理由として「利用規約違反の扇動」と記されている。東谷氏は、麻生医師のチャンネルの生配信に出演した際にアカウントの提供を呼びかけていたことから、これが規約に抵触した可能性がある。
東谷氏はこれを受けて自身のInstagramで「麻生先生とのコラボ動画、バンされたらしい。もー少し上手にやれよ。露骨すぎやろ」とコメントしている。
東谷氏はギャンブル依存症で総額3億円を抱えて「BTSに合わせる詐欺」などに手を染めるも、それが暴露されたことで追い詰められ、自殺を決意。自殺を思いとどまった後は、芸能人などの暴露をYouTubeで始め、すでに借金の半分以上を返済していることを明かしている。
東谷氏は6月12日の生配信では、髙橋裕樹弁護士(43)も出演。3億円のうち、自身が犯した「BTSに会わせる詐欺」をめぐり被害者への被害額計4000万円の返済は全て完了したことも報告した。
東谷氏はこの4000万円は、4月に麻生医師にコラボ出演の条件に肩代わりしてもらうことが決まった。
東谷氏は麻生医師に4000万円を分割で返済中。麻生医師は5月には、1回目の返済で「500万円が振り込まれました!東谷さんは信頼できる漢です!」と報告している。
麻生医師は6月にも2回目の返済がされたことを明かしている。麻生医師は7月にも3回目の返済がされたことを報告した。
髙橋弁護士は「示談書をまいただけではなくて、返金も全て済んでおりますので被害弁済と示談については完了しておりますし『処罰も求めない』と言うところまでご意向を確認させていただいておりますので」と報告。
しかし「ここから先が東谷さんの件で特殊な状況になっている。警察が『示談書は今受け取れない』と言い始めたんですよ。これほど重要な捜査資料はないだろうと思うんですけど」と説明。
「『担当者も教えられない』と。通常は担当者の名前も連絡先も教えてくれるんですけど、なぜか東谷さんの件だけはその対応をされてます」と明かした。
東谷氏は「まだ裏で何かちょこちょこ動いてるんでしょうね。僕が選挙に出るのを邪魔したいんだと思わざるを得ない」と推察。髙橋弁護士も「その可能性はあると考えざるを得ない。明らかに普通の対応とは違う」と苦言を呈した。
髙橋弁護士は他にも「別件で海外にいる人の依頼を受けたりするんですけど、そういう時も『国内の~署が担当です』というのは教えてくれるので。なぜ東谷さんだけ違うのか、おかしいなという感じですね」と語った。
東谷氏は「選挙を止めたいとかYouTubeをBANしたいとか、愚かなことをやっているならいい加減にやめてほしい」と怒りをあらわにした。
髙橋弁護士は「被害者の方からも警察に対する不満が僕に来るような状況だったので、ちゃんと対応するべきだなと思います。なんでこんなことをするのか」と語った。
髙橋弁護士は東谷氏の生配信の出演後にも、自身のチャンネルに動画を投稿し「刑事二課には繋がったが『捜査の秘密なので伝えられない』と意味不明なことを言ってきた。示談書を受け取るという作業をちゃんとしていない警視庁というのが現在の状況です」と話した。
東谷氏はBTSに会わせるとの名目で、ツアー料金を集めながらも連絡を絶っていた。その額は計4000万円にも及んだ。
髙橋弁護士はこれまでに「僕の方で、東谷さんの示談の話を進めさせていただいておりました。僕が一番驚いたのは警察に対する怒りという意見が多かったこと」と説明。
「僕が動画を配信した後、被害者の方に警視庁から、東京都外の人にまで『東谷氏を逮捕させたいか、YouTubeをBANするために必要だから必要だから被害届を出してくれ』と連絡しているようだった」と明かした。
髙橋氏は他にも「『YouTubeを辞めさせるために被害届を出してくれ』なんて前代未聞。絶対に許してはいけない」と語っていた。
東谷氏は7月25日のInstagramでの生配信では「どうやらYouTubeのメインアカウントの方は完全に削除されました」と説明。
「なので、皆さんメンバーシップの方は解除して払い戻しの手続きをしてください。ただサブチャンネルに関しては戻ってくるという話で、停止というかたちになっている」と明かした。
東谷氏は「2週間なのか3週間なのか分かんないですけど。戻ってきたらサブチャンはサブチャンなりの動画を上げていこうと思ってます。サロンでエグいことはやっていこうと思ってるんで」とも話した。
東谷氏は7月13日に完全に停止されていたYouTubeのアカウントを7月30日にも復活させ、7月31日夜に生配信を行っていたが、1日午前9時30分ごろに復活したアカウントもBANされていた。
東谷氏は3日にもYouTubeアカウントを再度復活させ、再度生配信を行ったが、今度は生放送中にチャンネルをBANされた。
東谷氏は3日の生配信中にBANされた後、TikTokで生配信を再開し「今日のBANはおもろかったなあ。漫画みたいやった」とコメントした。
株式会社幻冬舎の編集者である箕輪厚介氏(37)は4日に自身のTwitterを更新し「【お知らせ】ドバイで撮影したガーシーさんとの対談動画は削除されました。申し訳ありません」と報告した。
削除されたのは箕輪氏が7月31日に行った生配信のアーカイブ動画。この日の生放送には、東谷氏がゲスト出演していた。
東谷氏は8月2日に著書『死なばもろとも』を幻冬舎から発売した。この本の編集を手掛けた箕輪氏と共に、本の発売を記念してコラボ配信が実現していた。(KrowNews)