TKO木本武宏、松竹芸能を退社へ 5億円超集めた投資詐欺の勧誘疑惑で番組打ち切り

お笑いコンビのTKOの木本武宏(51)が後輩芸人やタレントに詐欺まがいの投資の勧誘をしていたと報じられたことをめぐり、所属する松竹芸能を退社する以降であることが22日に分かった。
報道によると、木本の知人は「けじめとして事務所を辞めざるを得ない」と話しているという。木本のレギュラー番組であるKBS京都系『週末ライブ キモイリ!』が23日の放送で打ち切りになることが分かった。
KBS京都は21日に「23日の放送で終了する。新番組の詳細は23日の放送で発表する。終了の理由は複合的な理由で急遽の決定。木本の投資トラブル報道については、特にコメントはない。状況を整理しているところ」とコメントしたという。
MBS系ラジオ『エビ中☆なんやねん』についても「既に降板が決まっている」と伝えられている。
お笑いコンビのよゐこの有野晋哉(50)は、木本と共同運営するオンラインサロン「体育会系帰宅部」を閉鎖することを22日に報告した。
プロフィール欄で「こんにちは。よゐこ有野です。普段はよゐこの大きい方やってたり、ゲームやってたら『課長』なんて呼ばれたりしてる。今回、木本武宏(TKO)とオンラインサロン『体育会系帰宅部』というのを発足しました。でも、今月で廃部となります」と伝えている。
『スポーツニッポン』によると、木本は「仮想通貨などへの投資」と説明し、出資を呼びかけていた。
同紙は「木本側は、タレントや後輩芸人、スタッフらに『こんな投資があるよ』と金を集めていたが、一緒に投資を進めていた人物と急に連絡がつかない状態になってしまったようだ」と報道。
「木本が集めた金は5億円以上に上るが、木本さんの元には残っていないといい、もはや返金できる状況にないもよう。金額があまりに大きく、今後、警察沙汰になる可能性もある。事務所としては、契約解除に踏み切らざるを得なくなるかもしれない」と伝えた。
20日の『日刊大衆』も「木本は後輩芸人やタレントに詐欺まがいの投資の勧誘をして、自身もその投資によって億をはるかに超える額の借金を抱えている」と報道。
「すでに収録済みで放送予定の番組に関しては『木本の出演部分をカットできるようなら緊急で対応するように』という動きまで出ているといいます」とも伝えており、所属している松竹芸能から契約を解除される可能性を指摘している。
木本の相方の木下隆行(50)は2018年に、お笑いコンビのよゐこの濱口優(50)とタレントの南明奈(33)の結婚式で、濱口に渡すため後輩から集めた会費でトラブルとなり、後輩にペットボトルを投げ付けたと報じられた。
木下は20年4月5日のフジテレビ系『ワイドナショー』でこのパワハラ騒動について「事実です」と認めた。「クロちゃんの顔面踏みつけ」「後輩に自身のブランドの服を押し売り」についても認めた。
木下は詳細について「パーティーにかかる費用として計8万円を後輩から集めたが、濱口がすでに支払っていたため、お金は後輩に預けた。その経緯を知っているはずのオジンオズボーンの篠宮暁がライブで『チョロまかしたでしょう』と言ってきたためカッとしてしまった」と説明。
「楽屋に戻ってペットボトルを投げてしまった。篠宮はライブで笑いにしようと仕掛けてきた『プロレス』だったようで、感情的になったのは反省」と明かしていた。(KrowNews)