安倍元首相を銃殺の山上容疑者に八代英輝弁護士が指摘「幼稚でマザコン」 批判の声も

弁護士の八代英輝氏(57)が19日にTBS系『ひるおび!』に出演。8日午前11時半ごろ、奈良県の近鉄の大和西大寺駅前での街頭演説中の安倍晋三元首相(享年67)を銃撃して殺害した、元海上自衛隊員で奈良県在住の山上徹也容疑者(41)についてコメントした。
山上容疑者は、Twitter(※現在は凍結されている)に「オレが憎むのは統一教会だけだ。結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない」などと投稿。
警察の調べに対しては、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「母親がのめり込んで巨額の献金をしたことで破産した。安倍氏が統一教会を国内で広めたと思い込んで恨んでいた。統一教会の幹部を狙うつもりだった」と供述している。
山上容疑者の母親は、自殺した山上容疑者の父親の保険金や不動産の売却で得た約1億円を教会に献金し、自己破産。
教会側はその後に5千万円を返金したと説明しているが、山上容疑者の伯父は「(献金の)全容を出すよう求めたら『5千万円で勘弁してください』となった。全部うやむやにするためだ」と強く批判している。
八代氏はこれについて「この容疑者っていうのは社会的義憤っていうよりは、ずっと母親を統一教会にとられたことを恨み、ねたみ、そして何とか母親を取り返したかった」と推察。
「母離れできてない人格。マザコン。そういった部分が結局、攻撃性に転化してた。非常に幼稚なんだな、精神構造が…。自分が狙おうとしている対象にも、母だったり家族がいるということを全く配慮できない」と指摘した。
ネット上では「『信仰二世』で苦しい思いをしている人に対しても相当な侮辱発言」「あまりにも酷い言い方」「子が親を思うのは当然」「このセリフこそ幼稚で残酷」と批判的な声もみられた。(KrowNews)