中居正広、黒のスーツ姿で安倍晋三元首相の急逝を伝える 華原朋美や木下優樹菜も追悼

安倍晋三元首相(享年67)が8日午前11時半ごろ、奈良県の近鉄の大和西大寺駅前での街頭演説中に銃で撃たれ、搬送先の奈良県立医科大学付属病院で亡くなった。死因は失血死だった。
元SMAPでタレントの中居正広(49)は9日にテレビ朝日系『中居正広のキャスターな会』に黒のスーツ姿で出演し「非常に残念な事態になってしまいました。昨日、安倍晋三元総理が銃で撃たれて亡くなりました」と沈痛な表情でコメント。
社会学者の古市憲寿氏(37)は「そういうことがあった日って、次の日に起きたら、全部夢だったんじゃないかなとか思って。でも、今日、起きたらそれが現実で。動揺している人は多いと思います。それくらい存在感の大きい人だった」と吐露した。
歌手の華原朋美(47)は自身のブログで「深い悲しみと止まらない涙です。以前、私主演の舞台を見に来てくださった事がありました。本番前、安倍元総理がお越しになられると聞き、私はとても嬉しくて嬉しくて精一杯全力で頑張ろうと思いました」と説明。
「本番が始まり、舞台から安倍元総理が優しい笑顔で拍手してくださったのが見えました。私は凄く凄く嬉しかったです。今でも忘れません。私の歌声を聞いてくださって優しい笑顔で拍手してくださったのは私にとって一生の思い出になりました」と明かした。
華原は他にも「終演後『お写真を撮って頂けませんか?』と、お聞きしましたら『いいですよ』と優しくおっしゃってくださいました」と、自身を含めた舞台のメンバーと安倍元首相が笑顔で収まった写真を添えて説明。
「そんな思い出がありましたので、悲しくて悲しくて涙が止まりません。安倍元総理、本当にありがとうございました。心の奥底からご冥福をお祈り申し上げます」と伝えた。
元タレントでYouTuberの木下優樹菜(34)は自身のInstagramで「あべさん。優しいお言葉を…いつも楽しく拝見してると言って頂き、目の前で夫婦芸まで笑ってお付き合い頂きました。ご冥福をお祈りいたします」と投稿。
元夫でお笑いコンビのFUJIWARAの藤本敏史(51)と共に出席した、安倍元首相主催の2018年の桜を見る会での、安倍元首相との3ショットを公開した。
安倍元首相は奈良県立医科大学付属病院への到着時には心肺停止状態で、輸血と止血のための緊急手術を行い、血管の損傷が激しく出血は止まらなかった。
100単位以上(輸血の1単位は200ミリリットルの献血から作られる量)の輸血も実施されたが、事件から約5時間半後の午後5時3分に死亡が確認された。病院側は最終的には医師や看護師ら20人以上が治療にあたったことを明らかにした。
安倍元首相を銃撃し、奈良県警に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、元海上自衛隊員で奈良県在住の山上徹也容疑者(41)だ。
山上容疑者は奈良県警の調べに対し「母親が団体にのめり込んで破産した。安倍氏が団体を国内で広めたと思い込んで恨んでいた。恨みのある宗教団体幹部を狙うつもりだった」「政治信条以外の態度に不満を持っていた。殺そうと思ってやった」と供述しているという。(KrowNews)