インパルス・堤下敦、運転免許を再取得していた…陣内智則が明石家さんまに対し明かす

お笑いタレントの明石家さんま(66)が2日にフジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』に出演。6月14日に2度の物損事故を起こしたお笑いコンビのインパエルスの堤下敦(44)についてコメントした。
さんまは番組の冒頭で「今日もフジテレビ不祥事起こした感じやな。さっきも(関係者から)『すみません、さんま師匠。フジテレビも色々、迷惑かけまして』と言われて」と説明。
「俺も『おう』と言うててんけど。『こちらこそ堤下がすみません』って。チャラになったんや(笑)」と明かした。
さんまは、堤下が2017年に事故を起こした際に「あの時に『運転やめとけ』言うたよな」と忠告していたとも語った。
お笑いタレントの陣内智則(48)は、さんまの発言に「1回ありましたもんね。もう1回免許を取り直したらしいですよね。あれでなくなったはずなんですけど」と反応。
「もう1回取り直したんですよ、堤下は」と明かした。さんまはこれに「『運転せえへん』よ言うてたけど、そうか…」と驚いた様子だった。
さんまは堤下について、6月18日のMBS系ラジオ『ヤングタウン土曜日』でも「堤下、ほんまにあいつはアホやわ」とと言葉少なに苦言を呈していた。
警視庁によると、堤下は6月14日の午後2時半ごろ世田谷区桜丘で車を運転していた時にガードパイプに衝突。
この事故に巻き込まれた人はおらず堤下にもケガはなかった。堤下は同じ日にも世田谷区上用賀の駐車場でも看板のようなものに衝突する事故を起こしていた。
目撃者は「堤下さんが運転する車は、コンビニエンスストアの駐車場から出てきたあと、フラフラした状態で走行。目の前の交差点に設置されたガードパイプにぶつかった」と証言。
「運転席から男性の方が降りて、その人が結構フラフラになっちゃって、後ろのベルトをもう一人の男性が持って支えている感じ。救急隊員が来たら両脇を抱えて…」と話した。
警察官と堤下のやりとりはおよそ3時間半にわたり、堤下さんの言葉が不明瞭だったため、警察官が何度も聞き返していたという情報もある。
堤下は17年6月14日にも抗アレルギー薬や睡眠導入剤を服用して意識がもうろうとした状態で車を運転し、電柱に衝突する事故を起こした。
同10月27日にも横浜市内で乗用車を運転中、赤信号で停止していたゴミ収集車に衝突。ゴミ収集車に乗っていた首を捻挫するなどの軽傷を負った。
堤下は男性作業員2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反の疑いで書類送検され、18年3月16日に不起訴処分になっている。堤下は18年には妻と離婚したことが報道。この時の2度目の事故で妻にも呆れられて離婚に至ったことを明かしている。
堤下が所属する吉本興業は「17年の時のように睡眠導入剤を服用して運転していたのでは?」という質問に「高度なプライバシーに関わる件なのでお話できません」と回答したと、スポーツ紙が報じている。
同社は「一部報道のとおり、弊社所属インパルス堤下敦(つつみした・あつし、44歳)が乗用車を運転中、東京都世田谷区内にて物損事故を起こしました」と報告。
「現在、警察の捜査に協力し事実確認を進めており、弊社としても堤下の活動は自粛させることにいたしました。関係各位にご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます」と伝えた。
堤下も自身のTwitterを更新し「報道されております通り、14日に物損事故を起こしました。コンビニの駐車場から出る際に、立て続けに看板とガードパイプにぶつかってしまったものです」と説明。
「このような事故を起こしてしまったこと、真摯に反省しております。警察の捜査には誠実に対応していきます。ぶつけてしまった看板やガードパイプの賠償は速やかに進めさせていただきます。また同様の事故を起こしてはならないので、運転免許は返納する事としました」とつづった。
堤下は「こうした手続きを進める為、しばらく活動は控える事にします。この度は大変申し訳ございませんでした」とも記した。
堤下は事故を起こした6月14日に自身のYouTubeチャンネルの堤下食堂のコミュニティで体調が芳しくないとも明かしていた。
堤下は19年からYouTuberのカジサックことお笑いコンビのキングコングの梶原雄太(41)のYouTubeチャンネルに「サックし」というキャラクターで準レギュラーとして活動。
梶原は6月17日の堤下の報道を受けて、Twitterで「なにやってんだよ。。マジで。連絡が取れなくて心配。事実確認はまだ出来ていないけど…。俺は離れないぞ」とコメントした。
梶原は6月19日には「つっつんの家に行き、会ってしっかりと話しました。人間は失敗する生き物。何度失敗しても立ち上がればいい。大事なのは『自分』と『仲間』。僕は堤下敦の仲間。僕に出来る事があれば助けます」と明かした。
お笑いコンビのメイプル超合金のカズレーザー(37)は6月17日のフジテレビ系『めざまし8』で堤下の起こした交通事故に言及した。
カズレーザーは「コンビニの看板にぶつけた直後ってことだったら、最初、スピードの出し過ぎとかアクセル踏み間違いとか、いろいろあるのかなと思ったんですけど(事故現場の)ガードパイプの感じを見る限り、そんなにスピードも出ていないみたいなので」とコメント。
「単純なミスだったのか全く分からないですけど。ただ都心暮らしなんで正直、車なしの生活もできるんで、いろいろ事故もあったんで、そういう生活に切り替えたらいかがかなとちょっと思いますね」と助言した。
MCを務める俳優の谷原章介(49)も「人ですからミスは犯すものだと思うんですけれども、もしかしたら万が一、人が絡むかも知れないので気を付けてもらいたいですね」と話した。(KrowNews)