東海オンエアの『ぐりとぐら』パロディー動画、著作権侵害申告され削除 UUUM謝罪

人気グループYouTuberの東海オンエアが、絵本『ぐりとぐら』のパロディーの「【超訳ぐりとぐら】『てつとゆめ』」というタイトルの動画について、絵本の版元である福音館書店が著作権侵害の申し立てをしたことで削除されたことが28日に分かった。
現在この動画は「この動画は、福音館書店から著作権の申し立てがあったため削除されました」と表示され、視聴できない状態になっている。
『J-CAST ニュース』によると、福音館書店は「著作物を利用する際には、事前に著作権者の許諾を得ることが基本的に必要になります。著作物を営利目的で用いるのであれば、なおさらです。著作権に対する理解が進むことを願っています」とコメント。
東海オンエアの所属事務所のUUUMは「(福音館書店に)お詫びを含めご連絡をさせていただいております。現時点で弊社がご質問に回答することによりご迷惑をおかけすることを避けたく、これ以上の回答は控えさせていただきます」と回答したという。
ネット上にはこの報道に対し「こういう、第三者が勝手にパロディにすることについては、率直に言えば『原作のイメージに変なイメージつけないでくださいね』という所もあるでしょうね」という反応。
「音楽の著作権に関しては音楽著作権管理団体の2つがYouTubeと契約しているからそこの管理曲は使えるけど、書籍や映像はそういうの無いからちゃんと確認取らないとダメ」という声もあった。
「同人誌程度の利用なら出版社も目くじら立てなかったと思うが、東海オンエアの動画だと百万単位の利益が出る訳で個人利用の範囲ではなく商用利用なのは明らか。これを見逃すと今後も追随する者が現れるのは間違いない」という指摘もあった。(KrowNews)