元KAT-TUN・田中聖「女性と会う前に性的興奮を高めるために覚醒剤を使用した」

1月30日に名古屋市中区のビジネスホテルの部屋で、覚醒剤およそ0.16グラムを所持したとして、2月24日に愛知県警に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された、元KAT-TUNの田中聖被告(36)の初公判が10日に名古屋地裁で開かれた。
検察側は「ホテルで女性と関係を持つ予定だったので、その前に使った」という田中被告の供述を明らかにし「女性と会う前に性的興奮を高めるため使うこともあり、依存性や常習性が認められる」として懲役2年を求刑。
弁護側は前科もなく素直に自白したことなどから情状酌量を求め閉廷した。判決は6月20日に言い渡される。
田中被告は当初、愛知県警の調べに対し「分からない。弁護士と話すまで何も答えられない」と容疑を否認していたが、一転して「覚醒剤は自分のもの」という趣旨の供述をしていることが3月8日に報じられた。
今回の事件は、チェックアウト後の田中被告の部屋に入ったホテルの従業員が白色の結晶状のものを発見し、その後の鑑定で覚醒剤と判明したことが発端。宿泊記録や鑑識作業などから田中容疑者が浮上した。
田中被告は、音楽ライブに出演するため名古屋を訪れていた。尿検査では覚醒剤の陽性反応が出て、2月26日に送検された。
2013年には「度重なるルール違反行為があった」として、ジャニーズ事務所が田中被告との契約を解除。田中被告は退所の際に「メンバーには、今までたくさん迷惑をかけてきたのにずっと仲間でいてくれてありがとうという感謝と、申し訳ないという謝罪の気持ちを伝えました」とコメントしていた。
17年には、運転していた車の中で大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕され、尿検査で使用を裏付ける陽性反応が出ていたが、不起訴処分になっていた。
最近では、田中被告の元カノが20年夏頃から「何の前触れもなく(手淫の)自慰行為を自撮りした大量の動画を送ってくるようになったんです」と『文春オンライン』で告白している。
田中被告は21年12月末には千葉県内のラブホテルから女性と共に出てきた様子が目撃され、女性は田中被告の車やトイレに呼び出されて行為を済まし、会うたびに最大で30万円の金銭を渡していたことを『SmartFLASH』が報じていた。(KrowNews)