首吊り自殺で急逝した渡辺裕之さん、投資詐欺で1億円失い「社長に騙された」と吐露も

俳優の渡辺裕之さん(享年66)が5日に死去したことが分かった。所属事務所ユニコンと業務提携するYKエージェントの公式サイトで発表された。
同社は「弊社所属俳優、渡辺裕之(享年66歳)が自宅で縊死致しました。5月3日(火)昼頃に、ご家族により発見されました。あまりに突然の出来事に、ご家族もスタッフも驚きと悲しみに呆然としております」と報告。
「マスコミの皆様におかれましては、ご親族の深い悲しみにご配慮頂きますよう切にお願い申し上げます。尚、葬儀に関しましてはご家族との相談の上、密葬というかたちで執り行わせて頂きます」と伝えた。
縊死は一般的には首吊り死のことを指す。多くの場合は自死で、まれに他殺や事故死のケースもある。
渡辺さんは2005年には投資運用会社のジェスティオン・プリヴェ・ジャポンに1億円超を投資するも、同社はほどなくして破産。回収できたのは470万円だけだった。
『デイリスポーツ』によると、渡辺さんは「社長にだまされたと思う」と話したという。同社主催の顧客向けカリブ海クルーズで司会を務め、ギャラを800万円受け取ったことから、同社の広告塔になっていた疑惑も浮上していたが「心外です」と否定していた。
当時の報道では、同社は02年の設立以来、340億円以上を集め、約200億円が不明となっているとされていた。(KrowNews)