『昼顔』など出演の木下ほうか…若手女優が「洗脳され性行為ヤられ、口での行為も…」

2014年に放送されたフジテレビ系ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』などに出演経験のある俳優の木下ほうか(58)に、無理やり性行為をされたことを若手女優が23日の『週刊文春』で告発した。
複数の女優が「口での行為を迫られました。要求に応えて済ませた方が安全だと思ってしまった」「洗脳されたというか、断れなかった。役者として演技をしたいだけなのに、いつも性行為の話が…」と語っている。
芸能界における性被害の問題については、9日にも複数の女優が性被害が題材の映画『蜜月』監督の榊英雄氏(51)からのレイプ被害を訴えている。木下と榊氏は仕事だけではなく、プライベートでも仲が良い。
榊氏に対して実名で告発しているのが、女優の石川優実(35)だ。石川は10日に自身のブログを更新し「榊氏は私との行為について『相手の女性から近づいてきて関係を持ちました』とコメントしました。
対等で同意をとった関係性であっても、居酒屋を出て歩いていていきなり全然知らない人の家のガレージに連れ込んで他人の車の陰で性行為しようとしないですよ。私は榊氏は病気だと思います。依存症的なものではないですか?今回の報道をきっかけに、一度病院に行ってほしいです」とつづった。
石川は報道が出る前の2月11日のブログでも名前は伏せていたが、榊氏の性行為強要に言及。俳優の高畑裕太(28)が2016年に強姦致傷容疑で逮捕された事件に触れて「その監督はある俳優が性暴力で捕まったときまさに出演中のドラマの監督をしていて、
その時がちょうど私の出演したピンク映画が新宿のテアトルで上映で舞台挨拶があり、楽屋で捕まった俳優さんの話をしながら「ああいうのは絶対にやったって言っちゃだめなんだよ」と言っていました。とても覚えています」と記している。
榊氏は報道に対し「この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、
そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております」と謝罪。
「また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております。記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。
それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております。最後に、関係者の皆さま深くお詫びするとともに、今後の対応に関しましては、専門家と話し合いの上、進めていきたいと思っております」としている。
なお、3月25日に公開予定だった『蜜月』については、製作委員会が報道を受けて「榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます。
今後につきましてはすべて未定です。本作の公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と伝えた。榊氏の別の監督作の『ハザードランプ』は予定通りに4月15日に公開される。(KrowNews)